牛さん達からの恵みを地域の方に還元したい。

有限会社金子ファーム

ABOUT 会社紹介

自分たちがおいしいと思うものをお客様に届けたい。

１頭の”牛さん”の飼育から始まった金子ファームは、現在肉牛・酪農部門において約15,000頭を飼育する東北最大規模の牧場となりました。ＢＳＥ問題をはじめ、何度か苦しんだ時期がありましたが、その時々で時代の流れを読み、柔軟に対応してきたことが現在の金子ファームの礎となっているのです。当社の主な事業は、牛を飼育し太らせて出荷する肥育牛の飼育です。ホルスタイン種、交雑種、黒毛和種、ジャージー種など多種の牛を飼っています。どんな時代の流れが来ても経営を安定させる対応ができるようにという戦略の一つ「酪農」というのは決してきれいなイメージがあるものでは無いと思います。汚い・臭いがするなどのマイナスイメージを消費者の方は少なからずもっておられます。その負をどうにかしてプラスに変えられないかと考えたのが「ジェラート店の開業」でした。あえて牧場の真ん中に作り、酪農現場を見学してもらいながら楽しめる場を作りました。消費者の方と直に接する機会を持てたことは当社にとって牧場の仕事を通して、責任を持ちお客様に「美味しい」と言って頂ける牛肉と牛乳の生産をしております。また、牛の生産から販売まで一貫して行っており、多分野のお仕事があります。最新の飼育を助ける機械の導入や、オンラインで牛の育成を管理する方法など、大規模牧場ならではのノウハウを学ぶことができます。また、地域社会に貢献する６次産業企業へと成長した金子ファームならではの牧場以外のお仕事もあります。次の世代へ引き継ぐためのシステム構築のため、畜産を憧れの職業へと進歩させたいと考えています。

BUSINESS 事業内容

生産者として責任を持ち、お客様に提供し、コミュニケーションの場を創造していきたい想いから、飲食店経営やサスティナビリティにも積極的に取り組んでいます。

肉牛部門・酪農部門・飼料生産部門のご紹介

■肉牛部門青森県の八甲田山を望む自然の中で「おいしい水」「きれいな空気」「衛生管理」「オリジナルの飼料」を用いて、ナミキ和牛（黒毛和種）、ナミキ牛（交雑種）、ナミキビーフ（乳用種）の３品種を真心こめて育てております。良質で美味しい牛肉を生産しております。 ■酪農部門ホルスタイン種とジャージー種の牛乳を生産しています。ホルスタイン種は生乳として販売し、ジャージー牛はジェラートとして加工しています。牛の衛生面に配慮し、お客様に喜ばれる美味しい牛乳を生産しています。 ■飼料生産部門肉牛部門と酪農部門の、当牧場全ての牛たちが食べることになる大切な飼料。その飼料の一部を自社生産している大切な部門です。循環型畜産を目指し、自社の牛糞を使用して堆肥を作りデントコーン（家畜用とうもろこし）の栽培をしております。栽培された安全なデントコーンは牛たちの飼料となります。

手作りジェラートNAMIKI

ナミキの朝はジャージー牛のミルクを搾り、牛舎から工房へ運ぶことから始まります。ジャージー牛の濃厚で新鮮な搾りたてのミルクを低温殺菌して、ナミキ独自のジェラートベースをその日にお出しする分だけ毎朝手作りしています。

牧場ごはんNARABI

牧場レストランナラビは、金子ファームで育てた牛肉を気軽に食べていただきたいと思い、2013年に6次産業の取り組みとしてオープンしました。

曲屋ＫＡＮＥＫＯ

南部曲屋育成厩舎一号厩舎は七戸の近代馬産の記憶を伝える文化財です。この貴重な建築と歴史的価値を後世に伝えるため、そして憩いの場として皆様に提供できるよう、令和2年4月に曲屋「ＫＡＮＥＫＯ」として再生しました。 ※南部曲屋とは、岩手県から青森県南部地方にかけて見られる伝統的な建築です。この厩舎は、一般的な曲屋にくらべて馬房の数が多く、曲り部分にある応接室は西洋の古典様式を取り入れた内装で、洋式牧場を開設した時代の気風が漂います。古い部材や構造を活かしながら、心地よい空間へリノベーション。 ■登録有形文化財　南部曲屋育成厩舎とは ‍七戸町は馬文化が残る町です。この南部曲屋育成厩舎は、1912年（明治45年）に、旧盛田牧場が建設したもので、最も古い厩舎ダービー馬「ヒカルメイジ」や「コマツヒカリ」などの騎馬を輩出しています。現存する最古の厩舎で、長大で豪壮な藁葺屋根が現在も牧場景観を伝えるものとして親しまれています。

WORK 仕事紹介

ここでしか味わえないジェラートを提供しています。

ジェラートNAMIKIです。当社のジェラートは毎朝手作り。当日製造したものを、その日のうちにお客様へ提供しています。乳脂肪分が高く、ミルクの味が濃いジャージー牛は、合わせる食材に向き・不向きがはっきりと分かれます。ミルクに合う味は、ミルクの良さを引き立たせ、素材のおいしさと相まってさらに美味しいものとなります。季節毎にその時期一番美味しくなる野菜や果物を調理し、提供。新たなメニュー開発も社員みんなで取り組んでいます。